【お城巡り】小田原城 ~難攻不落の巨城~

このシルバーウィークにくっついている平日3日間で夏休みを取り、お城巡りをしようと考えていたのですが、台風からの長雨ですっかり計画倒れ、ステイホームな夏休みをになってしまいました。


そこで、去年の夏に行った小田原城の様子をご紹介する事といたします。

お城の歴史や構造などを書き始めると終わらないので(笑)

そちらは別の機会にという事で、今回は散策の様子だけを。


まずは公式マップから。

城内の案内板の方が見やすい(笑)



ついでに古地図(正保城絵図 正保元年(1644年)作成)も載せておきましょう。


城下町全体の地図なんですが、お城の周辺だけを私が切り取りました。

天守閣を正面に見るように描かれているので現在のマップとは向きが違いますが、個人的にはコレが一番見やすい(笑)



小田原駅からお堀通りをテクテク歩いて10分ほどでしょうか、お堀が見えてきます。




正面入り口とされる馬出門から城内へ。





馬屋曲輪を通り過ぎると二の丸へ入る門が見えます。

【ちなみに】
曲輪(くるわ)とは、堀や石垣などで区切られた区画のことです。
「二の丸」や「本丸」なども曲輪と言えます。
馬屋曲輪という事は、文字通り騎馬隊用の厩舎が有ったという事ですね。

 




橋を渡ると二の丸入り口である銅門です。





石垣も好きな人が多いので撮ってみたけど、私にはまだ魅力が分からない(笑)





二の丸は広場になっていました。


お城に松の木が多いのは、非常食として栄養価も高いからなんだとか。


本丸を囲む堀は、菖蒲園などに整備されている模様。






本丸入り口の常磐木門へ。





裏から見たところ。

いよいよ本丸に突入です!…なんですが、本丸広場の写真がありません。

思い返してみると、何かのイベントの準備で工事車両が入っていたり屋台が設営されていたりしてあまり画にならないと思って撮らなかったのでした…。


お城をプロジェクションマッピングで照らすんだとか。


気を取り直して、いよいよ天守へ!!








天守閣に期待する物と言えばやはり戦国時代の名残を感じたいという事ですが、こちらは近代に復元された物。

中は博物館となっていました。


薄暗いのに気にせず普通に撮ってたのでブレブレ…。情けない限り。


天守閣の背比べ。






小田原城は7位との事。

模型になってると分かりやすいですね。


今歩いてきた景色が戦国時代はどのような物だったのか…、直接見てみたいというのは歴史好きなら一度は夢見るロマンでしょうか。


ここから先の展示は撮影禁止でしたが、北条五代の解説など興味深いものでした。


それでは、天守の上から城主気分で城下町を眺めてみましょう。


まずはすぐ眼前の本丸広場から。

ここで兵達が訓練したりするのを見下ろしていたのでしょうか。


広場にテントやイベント用のパイプ椅子が大量に並んでいるのが見えますね。
これを見て広場の写真は諦めました(笑)


城下町と海を眺める。
あの海に秀吉の水軍が展開してる様はどのような光景か。




現代社会においては高層ビルが林立していて、正直高さとか広さを実感するのは難しいかも…。
こんな所でも当時の様子を見てみたいと強く思います。


山側に回ります。



秀吉が本陣を置いた石垣山の一夜城はどの山だ?




小学4年生か5年生くらいの子供達が社会科見学に来てるようで、非常に賑やかでした。


満足して天守を後にします。



せっかくこういう場に来たのだから、やはり現地で食事をしない訳にはいかないでしょう。

本丸広場にある茶屋に入ってみます。


一番現地の特産っぽい「小田原戦国武将茶漬け丼」をいただきます。


器がブレた!!

北条家の家紋「三つ鱗」があしらわれています。


そう、実はこの丼。

大きな地元特産の梅干しで隠れていますが、三角おにぎりが3つ入った「家紋お茶漬け」なのです!!

歳を取るとこういう素朴な味わいがホッとするんですよね。

大変美味しくいただきました(語彙力…)



そんな訳で、お城巡りを終えて温泉につかって気分良く帰った訳ですが…。

この時は今流行りの「御城印」の存在を知らなかった!!

大失態!!

また戴きに小田原を訪ねないとな~。



どなたかお城巡りにご興味ある方はご一報ください。

一緒に歴史に想いを馳せながらお城を巡りましょう!

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