【レジャー】お台場レインボーブリッジを歩く

お台場を象徴する施設の1つ、レインボーブリッジ。

レインボーブリッジ

車やゆりかもめで通った事がある人は多いと思いますが、徒歩で渡った事がある人は少ないのではないでしょうか。
遊歩道はお台場から芝浦(山手線の駅で言うと田町駅まで徒歩15分程度の場所)を繋いでいます。


主要な場所に赤枠を付けましたので、お台場に行かれた事がある方は位置関係の参考にしてください。
一番右が国際展示場(東京ビックサイト)、真ん中の下から等身大ユニコーンガンダム、フジテレビ、台場公園(砲台跡地)、一番左上がJR田町駅です。
芝浦側はアンカレイジという名称の建物が遊歩道の出入り口となっており、残念ながら丸いループ部分は歩けません・・・。


大抵の人はゆりかもめやりんかい線で移動してしまうと思いますが、こうして地図で見ると、案外と徒歩圏内なんですよ。



 レインボーブリッジの概要


レインボーブリッジの構造は、橋の中央にゆりかもめもの線路、その両脇に車道、一番外側が歩道となっています。

レインボーブリッジ


上が高速道路なので、車では高速しか使ったことないという方はゆりかもめも遊歩道も気付かないかもしれませんね。


歩道からの景色は、フジテレビのある海側と、東京タワーやスカイツリーも見られる陸側でガラッと変わります。
海側は気候によっては富士山が見える事もあるんだとか。

歩くならどちらのコースでもOK、自転車を押して進む場合はすれ違いでぶつかる危険が無いようにそれぞれ一方通行と決められています。


海・陸2つのルート選択だけでなく、昼・夕・夜の時間帯を合わせて6パターンそれぞれでガラリと景色が変わるのが魅力の一つ。

昼間なら海側の方が開放感があって良いでしょう。夕陽も海側かな。
夜景なら陸側の煌めく街並みが綺麗です。

10年近く前にスマホで撮った写真が残っていました。性能も悪ければ腕も悪い写真ですが、夜のレインボーブリッジと東京タワー。橋の上から見ると街並みは非常に綺麗です。
レインボーブリッジ


海側もコロナ禍前の2019年夏まではフジテレビ前の入り江に屋形船が集まって壮観でした。
レインボーブリッジ
来年の夏にはこのような光景が復活していますように・・・。



遠くコンビナートの灯りも風情があるのでどちらのルートもオススメです。
ただし、夜は遊歩道が閉鎖されるため時間には気をつけてください。

距離は約1.7km。普通に歩くと30分くらいでしょうか。
数は少ない(私が気付いたのは途中一ヶ所だけ)ですがベンチもあり一休みもできました。

ちなみに、正式名称は「首都高速11号台場線・東京港連絡橋(臨港道路)」との事。事実というのは味気ないものですね。


 お台場側からスタート


お台場側の入り口は小さな小屋に係員の人が常駐してます。
レインボーブリッジ

自転車はここで後輪に台車を付けられ、中で乗れないようにされます。
徒歩の人は特に何も無く進めます。


20mも歩くと案内板がありますが、ボロボロでした・・・。




案内板の先にルート分岐があります。
レインボーブリッジ

レインボーブリッジ
ノースルートが陸側、サウスルートが海側です。
自転車は台場からはノースルートにしか進めません。


私はサウスルート、海側を選びました。
レインボーブリッジ

遊歩道は近未来感もありますね。






 橋からの景色


フジテレビの方角を望みます。
曇り空で残念。

しばらく行くと、台場が見えてきます。
湾岸エリアの地名としての「お台場」ではなく、地名の由来となった砲台設置場所としての「台場」ですね。
ペリー来航に端を発して幕府が江戸湾防衛拠点として築かれた人工島です。

6基作られ、現存するのは公園として開放されているこの第3と一般公開されていない第6のみ、歩道から両方眺める事ができます。


第6は一般公開されていません。


お台場観光に来られる方も、「台場」という由来になったこの公園を知らない人も多いでしょうね。
ここは公園として開放されていますので、一度足を運んでみてください。

屋形船は運行してるのかな・・・?





歩いていると柱ごとに案内板が付いていて現在位置の確認ができます。



中央部分に「台場アンカレイジ」という施設があります。
ここから先、芝浦アンカレイジまでが吊り橋というですね。




この白い大きな建造物ですね。


もちろん遊歩道からもしっかり見えます。






トム・クルーズにアクションしてほしい雰囲気ですね(笑)

この自動扉の中には自動販売機が置いてあるくらいで、基本的には素通りです。
特に下に降りられるという事はありませんでした。




こういう構造物も好きな人にはたまらないのでしょうね。


遠くには多いコンテナ埠頭のキリンのような機械も見えます。




振り返ってみれば、結構遠くまで来ました。


ループ橋が見えてきたので、もうすぐゴールです。
ゆりかもめが可愛い感じで見えますね。


下を見下ろしてみれば・・・。

見ろ、人がゴミのようだ! by ムスカ ・・・スミマセン。


いよいよ芝浦側の出入り口、芝浦アンカレイジに到着です。


エレベーターで地上会に降りるとエントランスから外に出られます。
長く歩いてくるので非常に重要情報だと思いますが、トイレも使えました。
芝浦アンカレイジ


アンカレイジの模型が!
芝浦アンカレイジ


芝浦アンカレイジ


芝浦アンカレイジ

芝浦アンカレイジ

芝浦アンカレイジ


外に出てみます。
芝浦アンカレイジ


外から見上げるレインボーブリッジ。







芝浦アンカレイジに入るのはこのような感じ。
芝浦アンカレイジ

芝浦アンカレイジ


芝浦アンカレイジ

かつて映画で「レインボーブリッジ封鎖できません!」なんてありましたが、歩道は夜になると普通に通行禁止になります(笑)

4月1日~10月31日 午前9時から午後9時まで(最終入場は閉館の30分前)
11月1日~3月31日 午前10時から午後6時(最終入場は閉館の30分前) 

冬時間は18時まで、ちょっと早いですね。



 歩く前の腹ごしらえ


お台場には美味しいお店が沢山ありますので、食事を堪能し、腹ごなしにレインボーブリッジをウォーキングするというのも良いのではないでしょうか。

私は店の前に出されたメニューに惹かれて「くいもの屋わん お台場デックス東京ビーチ店」に入りました。
大変美味しい牛タン定食を堪能しました。



偶然通りかかっただけだけど、いや~、美味しかったので入って良かった~。




さて、今回は昼間(曇天)の海側を歩きました。
先にも書いたとおり時間帯やルートで様々な景色を見ることができます。
ぜひ、散歩がてらにでも歩いてみてください。

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