【DIY】浴室ペンキ塗り

年末ともなると大掃除をしてスッキリ気分良く新年を迎えたいですよね。

我が家には掃除ではどうにもならず、かと言って普段は見て見ぬフリをしてきた箇所があります。


 


そう、恥ずかしながら風呂場の壁のペンキがボロボロに剥がれ落ちてしまっているんです。


ちなみに白いパイプですが、マンションがあまりに古すぎて老朽化した水道管を替える事が出来ず、家の中にパイプを通して浴室やトイレ、居間などを経由して台所などに通っています。

何年前だったか、結構大がかりな工事だったのですが、ペンキを塗り替えようと考えてみると非常に邪魔くさいことこの上なしです。


そのような訳で、ちょっと壁に触れるとペンキの欠片がボロボロ落ちますし、奥のコンクリートも見えてきてさすがに見て見ぬフリも限界に達し、重い腰を上げてペンキを塗り替える事にしました。



 道具の準備

ペンキ塗りは窓枠とか棚を自作した時とかに経験してはいますが、水回りである浴室で広い壁というのは初体験。

今まではペンキと刷毛さえあれば良かったですが、これはしっかりした準備が必要そうです。


まずは何が無くとも必要なペンキ。


ホームセンターには「室内」という括りで汎用的に使える製品もありましたが、やはり場所を限定した方が気持ち的に安心感があります。

「浴室」と謳われている物を選びました。

0.7リットルは面積としては畳約3枚分と書かれています

これを2缶買いました。

容量の大きいのを買ってしまうと、余ったときの保存が不便ですからね。


細かい所用の刷毛と、広い面を一気に塗るためのローラー。





こういうやつです。




まずは現在のボロボロの壁を剥がして極力平らにしてから塗る必要があります。

せっかく塗ってもボコボコになっちゃいますからね。

そのためのペンキ剥がし用ヘラと鉄製?かと思う固いヤスリ。


浴室の養生のためのブルーシートと養生テープ。これは100均で買いました。

養生テープは先に説明した水道のパイプをマスキングするために多めの5個購入。



そして忘れがちですが、自分の養生も必要です。

100均で手袋を購入。



手についても水性ですのですぐに洗えば落ちますし、乾いてもお風呂でゴシゴシしたら取れはしますが、最初から付かないにこしたことはないです。


そして、これは作業を始めてから余りに大変で急いで購入しに行ったはがし剤。


これが有るのと無いのでは剥がし効率が全然違います!!


それでは、これで必要な道具が揃いましたので、作業開始です!



 前準備

ペンキを塗るには浴室内に湿気があるのは大敵です。

24時間かけて浴室内を乾燥させるために、前日は家族には銭湯に行ってもらい私はスポーツジムのお風呂に寄って帰りました。


それでは、まずは養生です。


白いパイプは養生テープをせっせと貼り付けました。
下のタイル部分は新聞でカバー。

まずはボロボロのペンキをこそぎ落として可能な限り平らにしています。


これが結構な重労働。
何か方法は無いものかと検索して調べてみたら、道具の所に挙げたはがし剤の事を知りました。
はがし剤を噴射するとしばらくしたら泥のようにドロドロと塊で落ちていきました。恐るべし。

基本的にはヘラでこすり続け、最後に鉄のような固いヤスリで平らに磨いていく、という作業です。

天井に近い上の方などは、肩より上に腕を上げると激痛が走る四十肩にはツライ作業でした・・・。



 塗り

誠に申し訳ありません。
写真を撮ってないです(笑)
片手にペンキ、片手にローラー、という体勢でせっせと塗っていると、写真を撮る余裕が無く・・・。

またこのような機会があったときの参考として、文章は残しておきます。

ペンキ自体は容器から必要な分を取り出します。
今回はローラーと一緒に「硯」のような器も買ったんだけど、これは使わずにコンビニサラダが入ってたような透明なプラスチック容器に入れました。
処分が楽ですからね。

それをローラーに付けながら壁を塗っていきます。
最初は加減が分からずに多めに付けては垂れてしまったりしましたが、何度か試せば慣れてきます。

一度粗めに塗って、乾いた頃に2度塗りをしました。
これで厚めに塗れたハズです。

この作業はとにかく楽しい。
スーっとローラーが回って白地になって行く様は非常に気持ちよかったです。


 塗り終り

当然ペンキを乾かす必要がありますので、ここからまた24時間放置します。
またも銭湯へ。
土日まるまる使える日でないとやってはいけない作業です。

乾燥した事が確認できた後は、更に防かび燻煙剤を焚きました。

ここまでやれば完璧なハズ。



それでは、どうなったかご覧いただきましょう!!

どうですか!?
スッキリ綺麗になったでしょう!!
最初に貼った塗る前の写真を並べてみましょう。

いや~、気持ちいい!
これまでは室内灯も薄暗かったですが、白いペンキに反射して明るさが増した気がします。


ひび割れが取り切れなかった所はこうなりました。

寄ってみるとやはり分かりますね。
これが未経験素人の仕事が足りない部分でしょうか。



そして時間と体力・気力の枯渇により諦めてしまった天井・・・。



これは酷い・・・。
酷いのは百も承知なのですが、とにかく天井は面積が広く、2日では手が回りませんでした・・・。
近いうちに対処したいです。


何はともあれ、これで気分良くお風呂に入れます。

頑張って良かったー。

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