【ゲーム】男子小学生(8歳)が夢中になる『デジボク地球防衛軍』をオススメ


歴史あるシリーズの「地球防衛軍」、今まではハリウッドのSF映画のようなリアル描写の大人向けでしたが、今作はレゴのような世界観のスピンオフ的作品でした。
マインクラフトが好きな甥っ子(8歳)ならこういったキャラクターはスンナリ受け入れられるだろうと思いクリスマスプレゼントに購入。

それこそ寝食を忘れる程に熱中して楽しんでくれました。
男子小学生のツボにハマるゲームなようですので、男の子がいるご家庭で遊ぶにはもってこいかと思います。

公式HPは コチラ からどうぞ。



 ゲーム概要

■ストーリー
エイリアンに襲われた地球を取り戻すべく、地球防衛軍の一員となってエイリアンと戦っていく、というもの。
このストーリーはゲーム中にもキャラクター間の会話が流れて進んで行くので、プレイ中も楽しいです。

■ゲーム進行
目的が設定されたミッションをクリアしていく形式。
巨大なアリやハチ、円盤などがワラワラと大量に湧いて出てくるのを殲滅したり、巣を破壊したりボスを倒したりと言った目的をこなせばミッションクリア。

■ゲームシステム
防衛軍に所属する数多くのメンバー(ゲーム内ではブラザーと呼ばれる。甥っ子は滑舌が悪いのでブラジャーと言っていた(笑))から4人を選び出しチームを編成。

ゲーム中は4人の中から操作するキャラクターを切り替えながらプレイします。
範囲攻撃が得意な兵士型や飛行型、ボスに大ダメージを与えられる重装甲型、などミッション毎に特性を考えて編成するも良し、自分の操作しやすいブラザーを並べるもよし、ミッションクリアする毎に新しく参戦するブラザーでも良し。


ミッションとミッションの間はチーム編成や装備する武器の変更などを行えます。
「地球防衛」なので、当然のように世界各国の特色を持った個性豊かな顔ぶれが並びます。
ここで選んでるだけでも一番左は甥っ子が「アミーゴ」と呼ぶラテン系、イギリスの近衛兵、遠い過去からスパルタ兵なんかも。
左から2番目は私が一番愛用しているヨーデルシスター、通称「ヨーデルさん」。
攻撃しながらヨーデルを歌います(笑)




ブラザーの切り替えは左下にある対応する方向キーを押せば瞬時に替わります。

屋根の上の巨大なアリがエイリアン。
右上の丸が周辺マップ、赤い点がアリで、ピンクの点が要救助者です。
要救助者は、個別に戦っていたものの力尽きて倒れているブラザーで、助ける事で次のミッションから使用可能になります(そのミッションに出撃した人数が4人に足りていない時はその場で使用可能)


倒れている人の横でAボタン長押しで救助できます。



攻撃は装備している銃火器がメイン。
アビリティと呼ばれるブラザーごとに持つ特殊能力は敵を攻撃する物もあれば空を飛んだり防護壁を出したりなど個性があります。

ちなみに、アミーゴのアビリティは「火炎瓶」
雑魚敵一掃で気分良いので愛用してます。

そして、敵を一定量倒したり敵が落とすアイテムボックスなどでゲージを溜めて発動させる必殺技もあります。



このスパルタ兵の場合は周囲を広範囲に自動的に攻撃してくれるものです。

周辺の敵をなぎ払ったり体力回復したり攻撃力、防御力を一定時間上げたり、強力なビームを放ったり・・・。
必殺技の演出を見てみるのも楽しみの1つです。

武器は変更する余地がありますが、アビリティと必殺技はブラザー固有の物ですので、これらをチーム編成の参考にするのもありです。



また、ビルを破壊しまくって焼け野原にする事も可能です(笑)





甥っ子は防衛任務を忘れて「破壊神」となって楽しんでいました(笑)



■男の子が燃える要素
これは私の感想ですが・・・。

(1)爽快感
ライフル銃や散弾銃、ロケットランチャーなどの武器を撃ちまくるのはやはり男の子のロマンでしょう。
ワラワラと湧いて出てくるエイリアンを掃討していく気分良さは格別です。

小学生にも人気のフォートナイトも同じように銃火器を扱いますが、あちらはやはり人対人という部分とコチラよりもリアルな等身である事から子供にやらせたく無いと思っているのですが、コチラは相手がエイリアンですしデフォルメも強いですから、「ごっこ遊び」的な気軽さがあります。


(2)コレクター要素
1つのミッションで要救助者が3人居ます。
これを助ける事で使えるブラザーの数と使える武器の数が増えていきます。
遊戯王のように「使えるカードを集める」というような行為は男の子は大好きですよね。


(3)自分だけのチーム編成
ゲームをプレイしていない時間でも「どういうチームにする?」って言ってきて、暇さえ有ればずっと考えているようです。
手札から最強のデッキを構築する、いわゆる「自分だけのチーム」という物は楽しくて仕方ないようです。




 注意点

私は見事に罠にはまりました。
ぜひとも気をつけて欲しい事があります。

このゲームの同時プレイ人数は
PS4版:1~2人(2画面分割プレイ)
Switch版:1人
です。

おわかりでしょうか?
Switch版は2人以上で遊ぶ場合は人数分のSwitch本体とソフトが必要なのです。

私はてっきり2画面分割できる物と思い、家電量販店でソフトを1本購入しました。
いざ甥っ子と遊ぼうと思ったら1人専用・・・。
ショックです。ショックが大きいです。
とりあえず1人でプレイし始めて楽しそうにしてくれてますが、やはり一緒に遊びたい様子。
叔父さん決断しました。

ダウンロード購入しました。(我が家にはSwitchが2台ある)

パッケージ版7800円、ダウンロード版7500円、合計15300円。

かなりな出費です。




ところがです!!!


ダブル入隊パック」というソフト2本セットという代物が定価9980円で出ています!!
私は店頭で「同じゲーム2本同梱って、どんな抱き合わせ商法だよ(笑)」と笑っていましたが、今は泣いています。
最初からコチラを買えば5千円を無駄にする事は無かったのに・・・。

まぁ、私が買いに行った時はダブル入隊パックは売り切れていたんですが。
とんだ情弱ぶりを現してしまいました・・・。



このハードルがクリアできる方にのみのオススメとなりますが、大人がやっても楽しめましたので、良かったら検討してみてください。
公式HP にも動画がありますので、参考にしていただければ。





 余談ですが

Amazonでの評価でボロカスにけなしてる人が結構いますが、いずれも従来のシリーズの愛好家の方ばかりです。
見た目からしてもシステムからしても「今までの客層に無かった子供に遊んで貰おう」という意図で開発されているのは明白なのに、「過去作とてんで違う」みたいな評価こそ違うと思うんですけどね。
これでファンになった子供が高校生くらいになって正当なシリーズを遊んでくれるようになるかもしれないのに、ファン自身が好きな作品の裾野が広がるのを阻害するというアホらしい行為ではないかな、と思うのですが・・・。

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