【映画】新解釈・三國志 感想(ネタバレなし)

公開初日に早速観て参りました、 新解釈・三國志 !



私は歴史好きで、好きなジャンルは戦国時代でも幕末でもなく、古代中国史です。
キッカケは中学生の時に読んだ吉川英治の「水滸伝」。
その豪快な世界観と登場人物に衝撃を受けてそこから古代中国の魅力にドップリはまり、小説から文献まで読みあさってきました。

三國志も小説や映画、マンガやゲームも含め様々な作品を通ってそれなりに詳しいつもりでいるので、この映画も正直「三國志でおふざけが過ぎるのもなぁ」と懐疑的ではありました。

とは言え、何も難しい事を考えず肩の力を抜いて気楽に笑える映画というのも昨今ないので、楽しむ事を目的に観に行くことにしました。



これがとんでもなく大正解



コロナ禍の昨今、映画館は誰も口を開かず黙ってるから飛沫の心配も無く安全だろう、なんて思っていましたが、いたる所から大きな笑い声が聞こえてきます。
私も「ニヤリ」くらいで抑えてたつもりですが、おそらく声が出ていた事でしょう。



この映画をひと言で言うと「勇者ヨシヒコに三國志の皮を被せた」というもので、基本的に「ヨシヒコ」です(笑)


なので、三國志を知らない人でもまったく問題ありません


私としては映画「レッドクリフ」の時の同じ場面がフラッシュバックしてきました。
金城武が演じる孔明とムロツヨシ演じる孔明のギャップで更に面白かったです(笑)

ですので、もし良ければ「ちゃんとした三國志」であるレッドクリフを観てから行く事をオススメします(笑)



公式の登場人物画像を貼っていきます。
あまりにも豪華すぎる出演陣!そして衣裳に違和感なし!



















そして、パンフレットでも予告編でも出てるのでネタバレでは無いでしょう。
新解釈を発表した学者、という役どころで物語のナビゲーターを務めるのは西田敏行御大です。




大泉洋さんはこんな事を言ってますが、

この映画はとても楽しく、間違いなく大泉洋さん以外では成立しなかったと思います。
キングダムではなく、新解釈・三國志に出てくれてありがとう!(笑)

コメント