最近の10年に一度の大寒波というニュースを見ていてふと巨大寒波ディザスター映画を観よう、と思い立ちました。
そのジャンルの金字塔と言えば「ディ・アフター・トゥモロー」だよね、十数年見返してないし良い機会かな。と思って検索したら…。
沢山ある!?
うん、明らかに続編では無い事は分かる。邦題の付け方の問題ですね。
当ブログでも原題からかけ離れた邦題を時々楽しんでいますが、これは流石に安直すぎるでしょ(笑)
元の作品に罪はありません。
まぁ、この際だからと観てみましたが…、個別にレビューするほどではありませんでした(笑)
大体は
・北極圏で異常気象発生
・巨大寒波が襲ってくる!
・南へ逃げろ!
というテンプレをアレンジしている感じです(笑)
ついでに言うと、主人公周りの数人だけ、山の中もしくは小さな田舎町だけしか出てこないので世界規模での危機感が感じられない…(笑)
巨大寒波の割に登場人物が手袋もしてなかったり、吐く息が白くなってなかったり、道路や山肌が凍ってなかったり、建物自体は凍ったのに何故そこは大丈夫なの!?などと色々とありますが低予算ムービーなのでCG含めて仕方ないです。そこへのツッコミも含めて楽しめはしました(笑)
デイ・アフター・トゥモロー2017
日本版ポスターの煽り文句の「再び」が騙す気マンマンですね(笑)
予告編
予告編でも見られますが、寒波の襲い方がハムナプトラのイムホテップ砂嵐を思い起こさせ、ドキドキしますね(どうでもいい)
こういった感じの演出はスピード感あふれて緊迫感があって良いですね。
デイ・アフター・トゥモロー2018
予告編
これは2重のタイトル詐欺では無いでしょうか…。
厳密には氷河期パニック映画では無いです。
巨大寒波+エイリアン+西暦2549年+世紀末っぽさ=情報過多のSF映画
なんでこれにデイ・アフター・トゥモローなんて邦題付けちゃったのかなぁ…。
(今気付いたけど、「デイ・アフター・トゥモロー」って英語だからコレを邦題って言うのも無理がある…?まぁ、どうでもいいか)
謎の寄生生物が居ない安住の地が「シャングリラ」と呼ばれる場所でそこを目指す、という事での原題です。そのタイトルだと思って観始めてれば評価できる作品です。
デイ・アフター・トゥモロー2020
原題は『ARCTIC APOCALYPSE』。翻訳すると『北極の黙示録』という事らしい。この方が終末感があって良いのに。
予告編
私は映画を観るときは物語や登場人物の言動の矛盾だったり粗だったりをツッコミ入れながら観るツッコミストなんですが、今回のデイ・アフター・トゥモローシリーズ(?)の中で一番ツッコミを入れたのはこの2020かもしれません。
そういった観点からは楽しくオススメな映画です(笑)
ツッコミスト御用達映画として、ネタバレ感想書きたいかな(笑)
後半、世紀末な世をはかなんでヒャッハーしちゃってる悪党どもが突如出てくるんだけど、どうにもそこからギャグ路線に変更したとしか思えない作り…、謎です。
デイ・アフター・トゥモロー2021
原題『APOCALYPSE OF ICE』です。こちらも翻訳すると『氷の黙示録』。
予告編
もはや大寒波だけではマンネリ過ぎると思ったのか、あるいはコロナ禍に世に出すから時事問題を取り込んだ意欲作なのか…。
巨大寒波が来る前にパンデミックで人類ピンチ。
主人公を含む3人の研究チームが、世界中で研究しても出来ていない特効薬を発明した!これで人類が救える!!
でも、承認が下りていない!!
承認が何よ!!この薬が人類の希望!!大寒波に襲われない国まで行けば量産して救えるわ!!
という冒頭部分で思い込みの激しい主人公の性格が説明されます。
そして、本編中にパンデミックの様子は一切出てきません(笑)
冒頭からツッコミポイント多すぎるので、ツッコミストの皆さんはぜひ鑑賞をお勧めします(笑)
制作会社アサイラム
これらの作品を製作した映画会社アサイラム。
パクリと言ってしまうと身も蓋も無いのでリスペクトと言っておきましょうか。
低予算で工夫をこらした傑作を生み出す事で有名な会社です。
代表作はやっぱりコレでしょう。
U-NEXT に有ります。邦題は「エアポート2022」のようです。
これも U-NEXT にあります。
興味をもたれた作品はありましたか?
一週間の仕事で疲れた心をほぐすのにアサイラム作品は最適ですよ。
C級、D級を飛び越えてZ級映画が好きな方、ツッコミストの方はこの制作会社を覚えておいて損はありません!
コメント
コメントを投稿