千葉県佐倉市にある日本100名城『佐倉城址公園』と、続・日本100名城『本佐倉城』へ行ってきました。
趣味のお城巡りをするにあたってまずは都心から日帰りできる所から廻っており、佐倉城址公園も予定に入っていましたが、今年(2023年)の 東京エクストリームウォーク100 でスタート地点になると発表された事で、予定を繰り上げて下見を兼ねて訪れました。
7月30日に行ったのに、書きかけのまま他の事をしていたらもう12月…。
佐倉城址公園
バスも出ているようですが、乗り場や路線がイマイチ分からなかったので(変な所に行ってしまっても困るので)、京成佐倉駅から歩いていきました。
駅前の観光案内図で駅と公園の位置を確認します。
外に出て右に行けば良いようです。
時間があれば武家屋敷跡も廻りたいところですが、本佐倉城も廻る予定なので難しいかな…。
道ばたに詳細な地図がありましたが、この時は100kmウォークの会場詳細が発表されていなかったので、公園内のどこに行けば良いのやら、と困っていました。
ひとまずは真っ直ぐ大きな通りを進んでみます。
見えてきたのは博物館の入り口。博物館自体は奥へ続く上り坂の先に…。
今回歩いたコースを一筆書きでS → Gまで。
佐倉城址公園の象徴的な施設ですね。
歴史を感じる看板も。
この辺りからすでに史蹟がありました。
敷地内はかなり広い感じ。
まず最初は馬出し空堀。
元々は空堀部分の深さは5.6mだったそうですが、復元にあたっては3mほどに調整されたそうです(危ないから?)
当時の姿であったら圧巻でしょうね。
明治期の軍隊駐留時のトイレまで残ってました。
帯曲輪跡に「へび坂」という怖い地名が。昔は蛇がよく出たのだろうか。
「へび坂46」というアイドルグループは間違い無く生まれませんね(笑)
本丸跡が見えてきました。
東京エクストリームウォーク100のスタート会場はココでした。
かつての建物の構造が説明されています。
いくつかの遺構の説明はありますが、区画だけ見て想いを馳せるしかありません。
続いて辿り着いたのは一の門です。
あれ?博物館側から行くといきなり本丸だったのか。裏口から入って表門へ向かう逆ルートになってしまった。
ここが佐倉城の中心部だった様子。
家康公も訪れていたとは…。
二の門はもう東京エクストリームウォーク100のコースですね。
先ほどの台所跡の脇を通りすぐのところです。
偉人のお姿も。
昔風の風情ある茶屋かと思ったらお手洗い(笑)
駅までの途中にある麻賀多神社へお参りしました。
このレンガ調の外観、前は絶対セブンイレブンだったよね?(笑)
本佐倉城
京成佐倉駅まで戻りお隣の大佐倉駅へ。
この時は100kmウォークのコースが発表されていなかったので、分かっていたら歩いてみたんだけど…。
まぁ、暑さにやられていて少々歩くのがツラくなってきていたのもありますが。
一直線の線路ってなんで郷愁をそそるのでしょう…。
続100名城スタンプは改札脇に。
完全なる山城デザイン…、というか、「山」ですね…。
この辺りは100kmウォークに出た人には懐かしい景色なハズ。
「国指定史跡」というのが大きな期待を抱かせてくれます。
「国指定史跡」というのが大きな期待を抱かせてくれます。
奥に見えているこんもりした小高い山が城跡でしょうか?
案内発見!
カタカナの「ビョウ」が何を指しているのかよく分かりませんが…。
「廟」?
どこが城跡なんだろう?という疑問を抱えながらそこそこの距離を歩いた事に幟を発見!ようやく入り口か…。結構長かったな。
年季の入った本佐倉城パッケージの自販機。ご当地ゆるキャラの姿も。
案内所があるようだけど、日射しと佐倉城址公園を歩き回った疲労でグッタリ気味なので一巡りで済まそうとココは素通り。
とりあえず鳥瞰図は確認します。
矢立が並んで映えている東山馬場。
山城だけあってなかなか険しいですね。
う~ん…、案内板が無いと単なる開けた山としか…。
房総の魅力500選か…。
なんて思ったけど、魅力有るところが多いのは良い事か。
見晴らしは素晴らしくいい!
という訳で少々残念な感じだった本佐倉城に徒労感を感じて「駅までかなり歩くよな…」と足取り重く歩いていたら、地元の農家のおじさんがちょうど軽トラに乗り込んだ所で目が合ったので何となく会釈をしたら、「どこから来た?」と声を掛けられました。
「東京からお城を見に来ました」と答えると、「そんな遠くから来てくれたのに、ここはな~んも無いだろ!」と笑っています。
私も、「えぇ、そうですね…」とハッキリ答えるのも申し訳なく日本人的なお茶の濁し方をしました(笑)
少し世間話をして別れましたが、こういう気の良い地元の方との交流もまたお城巡りの良いところですね。
その後は足取り軽く帰れました。
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