【アシックス】足型を3D測定してみた【無料】

過去に100kmウォークに3回出場しましたが、中盤を過ぎる頃になると足裏が痛くなってきて終盤は歩行も困難な状況になりました。アドレナリンでゴールまで乗り切った時もありますし、歩けなくなり80km地点でリタイアした事もあります。

ネットで症状を調べると足底筋膜炎じゃないかと思うのですが、まだ整形外科には行ってないので憶測です。
ただ、幼少期から扁平足で土踏まずが無いので、着地の衝撃分散が機能せずダメージが蓄積しやすい事は間違いがなさそう。


そこで、まずは脚の事を知ろう、と思い3D計測してくれるASICS直営店に行ってきました。


こちらプレスリリースの画像ですが、計測した結果を基にシューズとの比較などを行えるらしいです。







ここに新型の計測器があると書かれていたのと、購入する場合に旗艦店と名乗ってるのなら品揃えが多いだろう、という単純な理由で選んだのですが、JR原宿駅から竹下通りを突っ切るルートにあるので、到達するまであまりの混雑に死にそうでした…。


事前にHPで調べたところASICSはウォーキング専用シューズがあるらしいので、そのシューズを探してみるものの置いてない…。
店員さんに訊いてみると「ASICSウォーキングという別店舗になります」との事で、私の調査不足で間違えてしまったようだ。
渋谷に店舗があるとの事で移動しようかと思ったけど、用途を話したところ「100km歩くとなると通常のウォーキングに比べて強度が高いからマラソン用のランニングシューズの方が良いかもしれませんね」との見解を貰った。

ふぅむ…。
ウォーキングに特化した機能に魅力を感じていたけど、店員さんの言うことも一理ある。
一気に100km歩いた時の靴のダメージ具合も気になるし、週末には20~30km歩いているので半年もすればそこそこの累積距離にもなるし。
悩んだ末、ランニングシューズを購入する事にしてここで足型測定をお願いしました。



脚の四方をスキャナーに囲まれた箱に片足を乗せて、自分的に垂直に立っているつもりの状態でスキャン。

※公式に紹介動画がありました。
※大きい音が出ます


計測は片足30秒程度で終わります。
店員さんが持ってるタブレットで見られるようになるのは数分かかりました。



最新式の機器だけあって結果は紙ではなくアプリで確認になっていました。
いつでもすぐに確認出来るメリット半分、会員登録しないといけないという煩わしさ半分、と感心しつつも複雑な心境です。



それでは、早速確認していきます。

3Dモデルの足型が石膏像のようで、自分の足だと思うと妙に気持ち悪い(笑)


まず、足の長さが左右で0.4cm異なりますが、これは経験上わかっていました。

長く履いている靴は、右足の内側のかかと部分だけ必ず穴が開きます。
かかとがピッタリフィットせずスカスカで歩いて擦れているためです。
その経験則の裏付けが取れた形ですね。

普段のサイズは26.5が多くて、以前ウォーキング用として買ったのはむくみで膨らむのを考慮して27.0にしてた程度です。
それが、このオススメでは27.5が推奨されて驚きました。
靴の中で指を自由に動かせる余裕が必要という事ですね。
後のデータで出てきますが、親指が外側に向かって曲がる外反母趾になりかかってる事も緩い靴にする必要性に繋がっているのでしょう。



3Dスキャンなのでグルグル回せます。
意外と楽しいです。








親指の外側への傾斜角度が出ています。左5.3度、右7.0度。
8度を超えると外反母趾と言ってたかな?ちょっとうろ覚えです。




足の甲高は、平均よりも低いとの事でした。
歩いていると甲が圧迫されて痛くなっていたので、てっきり甲が高いのだと思い込んでいましたが…。
むくみが酷かっただけという事か?




地面に対して垂直に立てているかという確認。
この角度があるというのはO脚という事のようです。
着地の衝撃が上にストレートに伝わらないので、足首や膝を痛める要因になります。
長年のマラソンの古傷だと思ってましたが、単に身体が歪んでいただけでした(笑)
これは矯正しないと。







足裏はベタッと塗りつぶされた状態です。
土踏まずがありません(笑)
やっぱりコレが諸悪の根源な気がします。




これらのデータを基にして、店員さんとどのシューズにするか相談しました。
そちらはまた別の記事にて。


最後に、私のように激しく歩かない方(日常生活としてはよく歩くというくらいの方)は、ASICSウォーキング もオススメです。

足の痛みなどトラブルを抱えていたら、まずはどんな状態なのか計測してそれに合う靴を購入してみるのはいかがでしょうか。

コメント

  1. いやいや100kmも歩けばどんな足だって痛くなりますって…とは思いますが、経験が数値で裏付けされるのは、症状の改善に向けて説得力ありますね。自分もちょっと計測に興味出てきました。(100kmは歩きませんが)

    コレ、この結果を元にシューズを選べるということは、右足と左足で異なるサイズで購入できたりするのかしら。(そちらはまた別の記事にて?)

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    1. まぁ、マラソンほど着地の衝撃が来る訳ではないけど、ウォーキングでも長距離になればダメージ蓄積しますからね。
      今まで何となくで流してた事を「見える化」するのって意外と重要だったりするんですよね~。

      サイズ違いについては私も思ったんだけど、店員さんは普通に「大きい方に合わせましょう」でした。もしくは2足買うか(笑)

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