【神社巡り】金王八幡宮(東京都渋谷区)

JR渋谷駅から徒歩10分程度という都心の喧噪の中にあるとは思えぬ静寂に包まれた荘厳な雰囲気の金王八幡宮


神社のHP によると創建は1092年。鎌倉幕府開闢の100年前ですね。
今の教科書では「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」では無いらしいですが、今は何年とされていてどんな語呂合わせなんでしょう?


由来としては、かつてこの地を治めた『渋谷一族』が鎮守としていたとの事。
渋谷という地名は豪族の姓から来ているとは初めて知りました。


当初は渋谷八幡宮と称していましたが、渋谷一族の豪傑・金王丸の名声にちなんで金王八幡宮と称するようになりました。

金王丸は、源頼朝が義経の追討に京へ向かわせた人物との事で、その最期は義経の手の者に討たれたとも東北へ逃れたとも、様々な伝説となっており、それだけできちんと調べてみたい興味深い人物です。
歌舞伎の題材にもなってるようなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。



それでは、境内を散策してみましょう。


 鳥居





鳥居の脇に社殿の謂れが掲示してありました。



算額の絵馬と聞いて思い出す事があります。


映画 天地明察 の冒頭で、岡田君が夢中になっていた場所がまさにこの金王八幡宮でした。


建物が映画と違っていたので、残炎ながらこの神社でのロケでは無かったようです…。



 境内の様子


神門からまっすぐ伸びた先に社殿が見えます。




渋谷という土地柄だからか、コンパクトな印象です。



スマホカメラで何も考えず撮ったので暗いですね…、せっかくの美しい装飾なんですが。


舞台もありました。



これがいつからある建物かは分かりませんが、かつて鎧武者達が集まってこの舞台で戦勝祈願の踊りが奉納されていたりと妄想するとなかなか熱いですね。



こちらが金運のパワースポットとして聞き及んでいました玉造稲荷社



文字が手ぶれしている…、スミマセン。
しっかりと金運UPのお願いしてまいりました!(この為に行ったようなもの)


境内には御嶽神社もありました。



開運・商売繁盛のご利益があるとの事で、金運UPを求める私はしっかり参拝。


本社は武州御嶽神社との記載を見て思い出しましたが、数年前に奥多摩ハイキングの道すがらで参拝させてもらっていました。


御岳山にある 天空の神社 。こちらも改めて行きたいです。

コチラは金王丸御影堂(こんのうまるみえいどう)です。



保元の乱出陣の折、自分の姿を彫刻し母に残した木像と、金王丸が所持した「毒蛇長太刀」も納められているという事。
刀剣も好きなので目にする機会があると良いのですが。

あと、今回撮影し忘れてしまったのですが、金王桜という江戸三名桜に数えられる桜の木があります。
来年の春に行ってこの記事を更新できるといいな~。

 神の使い再び!?


社殿に向かう道の中央に一羽でポツンと佇む神の御使いハトが!!




根津神社に参拝した際の記事 を見ていただきたいのですが、この時も社殿に向かう道の中央にハトが一羽降臨していました。
まさか二度目があるとは!!奇跡!!





 おみくじを引いてみた



普通のおみくじ(100円)の他に「十徳おみくじ(200円)」という物ががありました。
恩恵・御利益を授かる御守りが納められているとの事でこちらを選択。



大吉出ました!!
詳細は胸の内に納めておきます。

御守りは「かえる」でした。




金運招福!!
素晴らしい!
今の私に何よりな御守りです。
他には大黒天、だるま、小槌、熊手など縁起の良い御守りばかりでした。





 余談


社務所の前に設置されていました。

神社の案内がタッチパネル式!!


境内にはベンチが幾つか置かれてゆっくり一休みする事もできました。
都会の喧噪から離れてゆっくりした時間を感じるのも良い場所だと思います。

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