【プロジェクター】 XGIMI Elfin を狭小部屋に設置する顛末記

以前 我が狭小部屋のホームシアター事情 を投稿しましたが、この度2021年8月15日に発売されたプロジェクター、XGIMI Elfinを購入しました。

※公式HPは コチラ



楽天にて78,900円のところ8月30日限定で15,000円クーポンが使えたので決断。

急いで決断したけど、9月に入ったら期間限定でまた同じクーポン出てたから急がなくても良かった(笑)


到着日が9月13日しか選べず「香港からの発送になるなら仕方ないか」と思っていたら、翌8月31日には発送完了メールが。

日本国内に倉庫があるとの事で早々に発送をしてもらえました。

そうすると到着日が13日なのは遠すぎる!となるのが人情ですね。早めてもらえないかメールしたら即日対応してくれて、9月2日には到着してくれました。

なんという迅速な対応!ありがたい!!


そして、この記事を書き上げてから気付きましたが、性能とか使い勝手の事とか書いてません…。

「部屋が狭いから設置が大変だった…」という顛末だけになってしまっています。

購入検討の参考にしようとこのブログを開いた方、誠に申し訳ありません。
ただ、短い記事なのでお付き合いいただければ幸いです。





開封

緩衝材が専用に作られた物なのかピッタリ。

何本もの管が連結された緩衝材は初めて見たのでちょっとテンションが上がったり(笑)




開封する際にスマホでパパッと急ぎ撮りながらだったもので、ピンボケが酷い…。

見にくくて申し訳ないです。


外箱。プロジェクター本体の上面の写真。



蓋を開けると写真のままに本体が。


本体を取り出すと何もありません。




上げ底になっていました。
越後屋が悪代官に渡すアレと同じ仕組みです(笑)

説明書とコンセント。



アダプターとリモコン。



リモコンは単4乾電池2本使用ですが、お試し電池は付いていないので事前に準備が必要です。



リモコンのボタン自体は必要最低限でシンプル。

底面にボリュームとピント合わせの切り替えスイッチがあるのが最初戸惑うかも。




外観


前面はレンズの他にピント合わせと台形補正用のセンサーが付いています。
メッシュの所は説明書には記載が無いけど、熱処理用の吸気口か、もしかしたらスピーカーなのかも。



底面は三脚用の穴があるだけ。
円の外周部分は穴が空いてるけどコチラは排気口なのかスピーカーなのか分からず。



背面には電源ボタンと入力用の差し込み口。
以前はAmazon Fire TV Stickを使用していたのでHDMI端子に繋いでいましたが、本機はAndroidTV内蔵のため不要となりました。
HDMI切り替え機でBlu-rayプレイヤーと使い分けていましたが、本機はプレイヤーを直接繋ぎました。

でも、甥っ子が来た時はSwitchを繋ぐ事になるので、HDMI切り替え機のままでも良かったかなぁ…。


側面には音響機器メーカー「Harman/kardon」のロゴが。

搭載されているスピーカーがハーマンカードン製との事ですが、私は本棚の上に置いて使用するので本体のスピーカーは使わないため使用感は分かりません。




今まで使っていたLG PH550Gとサイズを比べてみました。

2倍は行かないけど1.7倍くらいには大きいですかね。高さはそれほど変わりません。





設置

プロジェクターは本来、スクリーンより下に置く物です。
EXCELで書いたので恐ろしく単純な図ですが、基本的に上に向けて映像が出力されます。
床や机に置いて使用する以上は、下に出す訳にはいかないですからね。


この図のプロジェクターを逆さまにすると、映像の三角形も逆になり、下に向かって映し出される事になります。



私の狭小部屋では床や机に置き場所が無く、本棚の上に置くしかありません。
そうすると、
 (1)逆さまにして置く
 (2)角度を付ける
のどちらかの対策をしないと、天井に映す事になってしまいます。

今までのプロジェクターは逆さまに設置して丁度良い高さに映るようにしていたので、今回もまずは逆さまで試してみました。
いわゆる天井から吊す形で設置するのと似たような方法です。

ただ、30分程度でも床に接地している面がそこそこ熱くなっていました。
熱が籠もるのは危険なので、通常の向きで角度を付けるしかありません。

取り急ぎ100均DIYでしのぎます。

用意するのは、レンガ型の発泡スチロール、ペットボトルの蓋に嵌めて簡易的に三脚にできる雲台、家電量販店で買ったカメラ用の稼働する小さな自由雲台です。



(画像は撮り忘れたので検索して出てきた物をお借りします)


発泡スチロールレンガの真ん中にカッターで穴を開けてこの雲台を埋め込み、グルーガンを入念に盛って固定します。




固定した後に気付きましたが、丁度中心に埋め込んでしまいました。
この上に本体を載せて前に傾けるとなると重心バランスが崩れて前に倒れてしまうかもしれないので、急遽L字のブラケットを付けて転倒防止用のつっかえ棒としました。



発泡スチロールにビスを打っても固定にはなりません(笑)
後でテープでも貼ってそれで固定する事とします。




続いて、本体を載せるための自由雲台を繋ぎます。

これにより、角度調整が自由にできるという算段です。




最終形態がコチラ。



背景の汚さはご容赦いただくとして…。
天井の上で普段目に付かない所だからと、少々雑に木目調リメイクシートを貼りました。
というか、下のガタガタを見ると雑が過ぎますね…。
とりあえずそこには目を瞑りつつ、これにより通常の向きで表示でき、熱対策もバッチリとなりました。

ただし、角度がキツいという事は、表示される映像が極端な台形になってしまうという事です。
ここは本機の性能を期待したいところ。




角度が付いた映像を補正する


プロジェクターには大抵の機種に「台形補正」という機能が備わっています。
ただし、ほとんどは上下方向のみの補正機能で、しかも手動(自分で見ながら調整)が多いと思います。


本機は上下の他に左右の補正もしてくれますので、スクリーンに対して斜めから映しても正面に正しい映像を映してくれる優秀さです。

もう一つ、映写するエリアに障害物を検知すると、それを避けて「一番広く空いてる場所」にサイズも合わせてくれます。
スクリーンに映した場合は黒枠の中にジャストフィットしてくれます。
素晴らしすぎる。

私の環境で映した動画を見ていただくと一目瞭然でしょうか。



この機能により、正しく綺麗な映像を堪能する事ができます。
次回起動した時もどうやら覚えていてくれるようですが、ちょっと本体を動かすとこの調整が働きます。



映像自体はスクリーンの内側に映し出されていますが、光としては台形のはみ出している部分が目に付きます。





NETFLIXを利用する際の注意点

これは購入した後にショップからメールで事前に案内されたので戸惑う事は無かったのですが、NETFLIXは通常のアプリを使用すると視聴できません。
試してみたところ、作品を再生した途端に「この端末は対応していません」というようなメッセージが表示されるだけでした。

NETFLIXを利用する為には、Google Playストアから『DESKTOP MANAGER』というアプリをインストールし、そのアプリからNETFLIXをインストールする、という段階を踏まないとダメなようです。


この手順でインストールしたら、AndroidTVのホーム画面から普通に起動し、視聴する事ができました。




余談

マニュアルの字の色が薄くて、老眼では読むのが厳しいのが唯一の難点…。









おわりに

フルHD対応で800ANSIルーメンという明るさ、Google PlayからAndroidアプリを様々にインストールする事ができるのも利点です。
他の機種よりも薄型で設置もしやすいですし、「初めてのプロジェクター」にもってこいだと思います。

今(2021年9月7日現在)なら楽天で1万5千円引きクーポンが使えますし、楽天ポイントが貯まってる方なら2万円引き程度になれば非常にお買い得です。

間違い無くオススメの一台です。

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