【夏の長野紀行】『逃げ上手の若君』聖地巡礼 諏訪大社4社巡り【2日目・後半】

 

1日目

 ⇒長野駅から長野県庁、善光寺、川中島古戦場、松本城を散策しました。


2日目・前半

 ⇒四柱神社、諏訪大社 上社・前宮と本宮を巡りました。



諏訪大社は上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)からの二社四宮からなり、古事記の時代まで遡る国内最古の神社の1つ。
本殿を持たず自然そのもの(上社は神体山、下社はご神木)を御神体とする古い信仰の形を現代に伝えます。
(四社まいりのガイドに書かれていた説明から抜粋) 


ここから諏訪大社巡り後半戦、下社を巡ります。




下社・春宮


茅野駅から下諏訪駅へ移動。

観光センターにレンタサイクルを聞きに行ったら「花火のために中止にしてるんだけど、JRさんならやってるかも」という話で駅舎の細い階段を上ってJRの事務所へ向かう。


3台ありますよ、というお話に歓喜するも、2時間3台で6千円…、まぁ、ここまで来たら金額なんて言ってられない。

行きますよ!!



ちゃんとヘルメットも貸してくれて装着。

電動自転車はおろか、自転車自体もう10年以上乗ってないから心配だったけど、体が覚えてればなんとかなるもんですね。

道交法改正で歩道を走ったらだめ?車道を走る?車の進行方向と合わせる?というのがよく分からなかったけど、とにかく久しぶりの自転車は気持ちよい!!


2kmって歩くとそれなりだけど、自転車だとこんな快適にあっという間なのか・・・。


大鳥居の前にバス寄せなどの広場があり、そこにささやかながら駐輪場もありました。

このマップの右下のあたりです。


鳥居の手前に「下馬橋」があります。この写真は神社の公式HPから。

室町時代に造られたとされる太鼓橋で、下社最古の建造物です。

その昔、どんなに身分の高い人、たとえ藩主であっても馬や駕籠から降り、橋の下にかかる御手洗川(現代では暗渠化)で身を清めなければならなかった、という事からその名が付いています。

私は自転車を降りずに横を勢いよく走り抜けてしまいました(笑)

歩いていればジックリと観る事ができたのですが、咄嗟に止まれない乗り物の弊害です…。



まずは拝殿へ。



諏訪大社には本殿があるのは前宮だけで、残り3社は拝殿となっています。


江戸時代、下社の建て替えの際に高島藩より両社に同じ図面が与えられ、地元で名うての2つの宮大工集団によって建築が競われたとの事です。

ただ、細部はそれぞれの流派の技術や考え方により差違があるようです。

パッと行っただけの観光客には到底分かりませんが(笑)


境内図によると拝殿の奥にご神木があります(直接目にする事はできませんでした。私が気がつかなかっただけかも)

春宮では杉の古木を、秋宮はイチイの古木をご神木としています。

これが冒頭でも書いた通り古くからの自然信仰なのでしょう。



また、下社では半年に一度、8月に春宮から秋宮へ、2月に秋宮から春宮へ神様を遷す神事、遷座祭が行われます。訪れたこの日は8月15日。秋宮におわす時期です。

これも珍しいですね。

宮の名前を見てなぜ春と秋だけしか無いのか疑問でしたが、神様がおわす時期が宮の名前として付いているとは。

遷座祭では神輿をそれぞれの宮まで運ぶらしく、下馬橋も渡るそうです。

いつか一度はこの目で見てみたいものです。


神楽殿には立派なしめ縄。


出雲大社の物と作り方は同じとの事。



縁結びの杉。先で二叉に分かれているが根元が1つ、という自然の奇跡のような杉。





朝イチの四柱神社でも縁結びの祈念をしましたが、こちらも負けず劣らず強いパワーを得られそうです。

しっかりと念入りにお願いします。

本当にお願いします。

心からお願いします。

しつこいようですがお願いします。



狛犬は姿勢が良い(笑)

前脚が凄い太いな。
御柱を運んだりで力自慢な土地柄、という事でも表しているのでしょうか。



それでは、秋宮へ移動します。

地図を確認するとほぼ一本道で迷う箇所は無さそう。




下社・秋宮


鳥居すぐ脇の坂をちょっと上るとビュースポットがあり、雲が多いものの良い景色です。



…ん?視界の右端に黒煙が…。



火事でしょうか。心配です。




自転車を走らせていると気になる看板が凄い速さで通り過ぎた!!


下諏訪宿 本陣 岩波家

(自分で撮った写真では無く画像検索で拝借)


歴史好き、時代劇好きだと「本陣」には反応しますよね。

でも、哀しいかな自転車の速度で通り過ぎてしまいました…。

まぁ、元々寄れる時間的余裕は無いのですが。

ホームページを見るとかなり綺麗な庭園があるようです。ここも一度ゆっくり訪れたいなぁ…。



秋宮へ到着。



上社よりも下社の方が現代っぽさを感じるな。



表参道が近代的でお洒落に整備されているのも一因かも。

拝殿は設計図が同じなので、春宮と双子と言っていいでしょう。


参考までに春宮の拝殿を並べてみます。

この時は双児宮(聖闘士星矢っぽい言い方)な事を知らなかったので画角が違いますが、屋根の作りだけ見てもそっくりですね。




昭和天皇 天覧の松。




こちらは垂で囲われているものの境内図その他説明が見つからず。
何か由緒があるとは思うのですが。








御柱は拝殿を囲むように立っているため、三の柱と四の柱は柵の手前から眺めるだけで近くには寄れません。


神楽殿と青銅製では日本最大といわれる狛犬。



こちらも肩の盛り上がりが凄い。



しめ縄は春宮より大きい気がする。凄い迫力!


御朱印も4社すべて集めることができました。

上社・前宮。



上社・本宮。



下社・春宮。



下社・秋宮。


それぞれ書体も含めて個性的ですよね。



右下に押されたそれぞれの宮のスタンプ。
単にどこの社か分かりやすくしてくれてるんだと思ったら…、お洒落な趣向になってる!


前宮の方、もう少し水平に押していただきたかった(笑)
コレクター気質の人には、1つ抜けてたりとかが許せない仕掛け(笑)



それぞれ社務所で預けた際に番号札をいただきますが、参拝記念の栞のようになっています。

これを4社分集めるのも良い記念ですね。


そして、4社すべての御朱印を集めると特別ステッカーもいただけます。

これは写真は控えましょう。ご自身で集めてぜひ見てください!




駅まで戻って気がついたらツバメの巣を発見。


ツバメって5月くらいのイメージだったけど、8月中旬のこんな真夏に子育てするんだっけ?

なんか滅多に見掛けないから会えたら幸運の出会いですね。



野辺山へ移動


あとは宿泊地である野辺山へ移動するだけ。


するだけなんだけど、電車の間隔が広いのがこちらの特徴なので一本逃したら一時間以上待つ必要が有りかなり厳しい。

またも特急を予約。

この二日でどれだけ特急あずさに課金したのやら(笑)


ここで1つ問題発生。

晩ご飯はホテル周辺に飲食店があるだろうから、地元の食堂で食べるのが良いな、と思ってホテルの夕飯は付けなかったんだけど、ホテル周辺に飲食店が一つも無い事にこのタイミングで気がついた(笑)

※正確には1軒あるものの夜間営業はなし。


小淵沢で乗り換えるからそこで駅弁を買うか!?と思ったけど、売店がどこにあるのかもわからず、電車の時間も迫っているため入手できず途方に暮れる・・・。



そしてもう一つ、より深刻な問題が!!

……今日は問題しか起きない(笑)



駅からホテルまで歩くと30分以上かかる!!

送迎してもらわないとならないのに、お願いしてなかった!!


ホームページで確認すると、送迎予約は当日の12時まで!!

今は15時半!!終わってる!!

でも、今日は疲れたからもう歩きたくない!


電車の中で電話するのに抵抗を感じる私ですが、周囲に人が居ない事もあってやむにやまれず電話しました。


失念していた事を正直に話して送迎頼めないかお願いしてみると、凄い良い人で大丈夫との事!

ちょうど他の方が同じ電車でお迎え予約していた事もあり、タイミングも合った様子。

本当にありがたい。


電話の向こうの女性の方が「夕飯も付けてないようですけど大丈夫ですか?」って心配もしてくれた。ホテルの周辺は飲食店はおろかコンビニすら無いとの事。


正直に「何も無しです」と言うと、駅からホテルと反対側に徒歩5分でセブンイレブンがあるので、そこで買ってください。お迎えはセブンに行きます、と言ってくださった!

ルールを守らなかったのはコチラなのに…、長野には聖人しかいないのか!?


お言葉に甘えさせていただきました。

同じ駅から送迎をちゃんと予約していた方がお一人乗ってらして、余計な時間を取らせて申し訳ありません。平謝りしました。


そのような素敵な対応をしてくださったホテルはコチラ。

八ヶ岳グレイスホテル



野辺山エリアではよく見掛ける「牛だるま」というオブジェ。




鉄道最高地点神社

ホテルの看板にも付記されていましたが、このホテルから徒歩3分程度の場所にある踏み切り。
野辺山駅と清里駅の間、旧国道と交差する踏切付近が標高1375mで、JR鉄道最高地点にあたります。
野辺山駅は標高1346mに位置するJRで最も高い所にある駅です。



碑に目を奪われてましたが、右奥の踏み切りがそうですね。



甥っ子が突然この碑に登り始めたので慌てて止めたのですが、横側に幸せの鐘が。

これを鳴らそうとしてた様子。

登っても良かったのか。

佐久平の駅にも鐘がありましたが、長野では何か謂れがあるのでしょうか?



真っ直ぐに延びる線路は郷愁をそそってたまらなく好きです。




このすぐ脇にある神社が鉄道最高地点神社。


2005年、地元有志の方々により建立。


御神体はレールで、シンボルが車輪とのこと。


鳥居の奥に陰になってしまっているけど、小海線を走っていたSLの車輪が祀られています。シンボルというよりこちらが御神体みたいですね。


この車輪も立派ですね。




八百万の神がおわす日本ですから、鉄道駅の神様も間違い無くおられますね。




なんと御朱印もあります!!


ホテルの売店で売っているのですが、この時は1枚しか残っていませんでした。

甥っ子の分と2枚ほしいのに…。

神社の目の前にある「レストラン最高地点」でもいただけるとの事ですが、先ほど書いた通り夜間営業なし、閉店時間が16時。

この時すでに17時だったので、いただく事はできません。

諦めるしか無いか…、と思ったらホテルの受付の方がレストランに電話してくださいました。


急ぎお邪魔すると店内の片付けをされていましたがオーナーと奥様が快く受け入れてくださり、しばらく雑談させてもらいました。気さくなご夫婦です。

本当に長野には聖人しか居ない。

営業時間内だったら何か食事を頼んだのに…。また訪れたい場所が増えました。


人皆幸福。

非常に良い願いですが、鉄道と何の関係が?と不思議に思っていたら、すぐ下の記載。

一三七五。

ひと(一)、みな(三七)、こうふく(五)。


なるほど、標高1375mの語呂合わせか。素敵ですね。



星空鑑賞会

ホテルの看板にも付記されていましたが、近くに天文台があるほど空気も澄み星に近い土地なので、ホテルの売りも星空です。

公式ホームページに使われている星空の何と素敵な事か。

これを大変楽しみにしてきました。


ちょっと私の思い出話しですが、幼稚園の卒園アルバムの「将来なりたいもの」という欄に2つ書いていて、1つは南極の冒険家。これは南極観測船しらせに乗ったか見たかした影響かも。
2つ目が「星の研究家」でした。
親が望遠鏡を買ってくれてよく覗いていた影響でしょう。
東京都心でしたが、昭和の空は今よりも星が見えた記憶です。


小学生になると星座とギリシャ神話などに興味を持って色々と調べていたりしたので、こういった星空はいくつになってもロマン溢れて楽しいものです。


このホテルは建物から少し離れた広場の芝生に横になって星空を眺める事ができる星空鑑賞会をやってくれています。
建物の灯りも届かない場所なので綺麗に見えるという事。


ただ。


本当に。


曇り空で雨も降りそう。


何でや…。


ほんとに残念。


悪天候で見られない時は、ホテル内のプラネタリウム(真ん中にプロジェクター置いて手作りだとかおっしゃってました)で星空の解説をしてくれました。


実物は見れませんでしたが、スタッフさんがお話の上手な方で引き込まれました。



お風呂も広さは松本で泊まったホテルと変わらないくらいだったけど、時間帯が良かったのか空いてて快適でした。


お風呂を出たところで買った牛乳。



昭和生まれには懐かしい紙キャップ。

小学生の頃はメンコとかの遊び道具でもあり、色々なメーカーの種類を集めるコレクターアイテムでもあり、色々と書き込んで自分だけの武器にしたりと、昭和の子供にとってはまさに神アイテム。


ただ、令和の中学生には開け方も咄嗟に分からず遊び方も分からずでした。

ピンで刺してスポン!と抜きたいところだけど、今は摘まみがちゃんと付いてるのね。




本日は

・四柱神社

・諏訪大社 上社前宮

・諏訪大社 上社本宮

・諏訪大社 下社春宮

・諏訪大社 下社秋宮

・鉄道最高地点神社

と6社を訪れました。


移動した駅は

松本~上諏訪~茅野~下諏訪~小淵沢(乗り換え)~野辺山

と特急料金発生しまくりの路線(笑)


一日目に負けず劣らず詰め込みまくった二日目が終わりました。

車の運転ができればレンタカーでもしてもっと効率的にトラブルもなく回れたのでしょうが、そこは燦然と光り輝くゴールド免許な私。

公共交通機関のみだと、ちょっと回るのが大変だなぁ…。


明日は電車移動なく野辺山だけを回るので、もっとゆっくり出来るハズ。


さて、かなり疲れたので、早く寝ましょう。

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